暖かい命のバトン

3月7日・・・被災地福島より飛行機に乗ってやってきた二匹の猫
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一匹は、猫エイズキャリアの、長毛ひじり

去年8月、福島県双葉郡浪江町で保護されました。

撫でられるのは好きだが、抱っこは苦手。

猫は好きだが、付き合い方が解らず喧嘩になってしまうことが多い。
人の手も怖くて、パニック状態になることも多い臆病な猫。


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南相馬にゃんこはうすには、福島原発20キロ圏内で保護された70匹近くの猫が暮らしています。
ある日突然人がいなくなった街で、必死で生き抜いてきた猫たちは、保護直後はみんな心身ともに傷ついていますが、人の手の温もりを取り戻して、元気になってきています。

少ないスタッフなのに、素晴しい介護体制で、エイズキャリア、白血病キャリア、Wキャリア、ノンキャリアの子、病気の子、年老いた子・・・など、きちんと検査治療しながら管理して、ケージやフリールームをやりくりして、ケアされています。それぞれの体調だけでなく、人馴れや猫馴れ、性格もしっかり把握しながら、個々のQOLを高くお世話されている様子には、私たち、個人宅で犬猫の保護をしている者にとっても、とても参考になる目を見張る素晴しいやり方で。。。



南相馬にゃんこはうすの保護猫達のご紹介&里親さん・預かりさん募集
私が、ひじりを迎え入れるに当たって、まず、参考にしたページはここ↑です。

にゃんこはうすの猫たちの約半数は、飼い主様からのお預かり。残りの半数は、新しい家族を探している猫たち。
その家族募集の子の中にも、飼い主が判明する望みを捨てずに、もしも、本当の飼い主様が見つかった場合、お返しすることが出来るという条件で、関東以北で募集されている子もいますので、気になる子の詳細をお聞きするときに、お世話されているスタッフさんと、お話しすることから始まります。

飼い主様が見つからないだろうと思われる、保護から長期間広報されている子、月齢などから、震災後に生まれたであろう子・・・などを、遠方九州でも引き受けられることが出来たら、現地ではまた、救いを待ち続けている命を救うことが出来ます。


1度も会ったことが無いひじりを、うちの子に迎えるにあたって、私にはこの写真の子に、強い思い入れがありました。ブログの猫犬多頭飼いのバナーに写真がある今は亡きマイケルにそっくりなんです。
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マイケルはエイズキャリアの長毛猫でした。とても愛しい賢い猫で、私の言葉を全て理解するような、そんな最高の猫でした。保護活動に打ち込み始めて、多忙な日々、かまってほしいと甘えるマイケルに背を向けて、片手であやしながら電話やメールに追われるある日、突然倒れ、動脈に出来た血栓が元でたった1週間でこの世をさりました。

とても後悔しています。もっともっと、マイケルと向き合って、自分のペースを守るべきだった・・・

マイケルが教えてくれた自戒が、今の私の根底にあり、今は命を救う活動をやるにあたっても、自分の愛犬愛猫は絶対寂しい目にあわせない。それが出来ないような、キャパ越えは絶対しない。そう思って守っています。
その中でも、この子は絶対わたしの子にしたい、そう決めた子は必ず守るし、幸せにする。そして私も幸せを感じる。

この子を迎えるにあたって、まず、メールで問い合わせをして、スタッフの方から何度もお電話を戴き、性格や体調を聞いたり、私の環境を話したりしました。
そして、ひじりはやってきました。
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びっしり2ページに渡って書き込まれた、保護から現在までのカルテと一緒に。
安心して、引き継いでいくことが出来ました。
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そして、思ったとおり、想像した通りの性格のひじりは、ずっと一人ぼっちで寂しかったゼベックの友達になりました。
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人の手が怖い・・・はずのひじりは、私の手は撫でてくれる手、美味しいものをくれる優しい手だと、そう思ってくれるよう、日々向き合っています。



被災地の猫だから・・・がけっぷちの犬のように、勢いだけで手を上げて欲しいとは、考えていません。

今、成猫を家族に迎えたい・・・と思っている方があったら、私たちが今保護している子たちと同じように、写真を見て、詳細を聞いて、家族に迎えることが出来るだけの、情報が揃っている、ということを、お伝えしたくて、今日の日記を書いています。

福岡の方で、にゃんこはうすの猫との譲渡のお話しがすすんだら、空輸などのサポートは、私がきちんと出来ますので、何でもおっしゃってください。





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ひじりと一緒に、福島からやってきた白猫のゆめちゃんは、今日からトライアルに行きます。

ゆめちゃんも、私がひじりに感じたように、被災地の子だから・・・というわけではなく、ゆめちゃん自身に縁と深い思い入れを感じて、申し込んでくださった方です。
先住猫たちがいるので、トライアルの結果はこれから見極めていきますが、保護主わたしも、トライアル希望者さんも、万全の体制で、ゆめちゃんの命のバトンを繋いでいきたいと思います。

では、いってきます!!












家族の元へ帰る日まで・・・
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福島原発20キロ圏内の猫たちのレスキューをしているにゃんこはうすを応援しています。
みなさん、是非上記ブログを見てみてね。遠くはなれた九州からでも、被災地の猫たちのために、出来ることが必ずあります!!

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No title

被災地の猫だから。。。それだけで、勢いで繋いでいくことはできませんよね。TAMAさんの言われる通りだと思います。

心も体も傷つき愛情を求める子たちがたくさんですね。
こうやって記事にしてもらって、読んでくれた方々が心寄せてくれると
いいですね。

ゼベックとひじり、ほんと仲良しさん(笑)お互い寄り添う仲間が出来て
幸せね♪

ゆめちゃんもトライアルから正式な家族になれるよう応援しています!

No title

頭が下がります。
本当におっしゃるとおり!被災地では、ペットは後回しにされがちですよね!

No title

夏美ちゃんママ、ひじりとゼベックは今日もラブラブです。
ゆめちゃんも、パパさんに甘えてるみたい。先住にゃんこたちとも、上手く行ってほしいなぁ~。じっくりがんばってもらいます。被災地の子達、ずっと見守ってきました。ここ、福岡でも変わらぬスタンスでレスキューを続けながら、受け入れられる準備ができたから、連絡を取りました。出来ることを、地道にやっていきます。



めんたいロックさん、わたしたちには見えないことをたくさん見てきている人たちがいます。どんなに想像しても、現地に足を運んでいないわたしには、想像でしかない。国が見捨てた小さな命を、必死で救っている人たちも、私たちと同じ、家族がいて、愛犬愛猫もいて、自宅にも保護している子たちもいて・・・それでも、見てしまったから・・・知ってしまったから・・・と、被災地に足を運んでいます。
そして、常設住み込みのスタッフさんは、ご自分も家や家族を愛犬愛猫を災害で失った被災者さんです。頑張ってる人たちに、動物達に、国民一人ひとりが少しでも出来ることを見つけられたら・・・と思っています。是非、写真展会場へ、足を運んでみてください。
もうすぐ東京で写真展が開催されます。
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