脱皮

ちいちゃんは、とても静かで控えめな犬だった。
鳴くことも騒ぐこともなく、静かに私や他の犬猫を見つめてる。

だけどそれは、体にまとわりついた鎧のような不潔な毛皮が重すぎたせいもあったかもしれない。
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後ろ足の爪は巻き込んで肉球に突き刺さっていた。これでは元気に飛び跳ねたりできるはずもない。
痛かったね。犬の我慢強さには泣きそうになる。
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薄い皮膚を傷つけないように、慎重にバリカンを進めていくトリマーJ君。

初めて彼に出会って、やはりボロボロで褥瘡に蛆虫まで湧いていたボーダーコリーのウェルをボラトリしてもらってから、もう2年になる。

その間多くの保護犬たちの変身を手がけてくれた彼が、あっさり言ったのは「今までで断トツ、酷いですね」
わぁ〜〜。そうなんだ。。。本当に辛かったね。



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長い時間をかけて取り去った鎧は、ちいちゃんがあと2匹作れるほどの塊だった。


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お風呂もね、本当にいい子。

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気持ちよくなったね〜。
いっこいっこ数えられる背骨。

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わぁ〜可愛いお顔が出てきたよ。


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ちいちゃんも、J君も、本当にお疲れ様〜〜❣️

脱皮完了。
さぁ、生まれ変わるよ。
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再会〜もう一度幸せになろうね

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このシーズーの情報が私の耳に入ってきたのは、実はこうして収容情報に掲載される前日の事でした。
マイクロチップのデータをもとに、センターから、そのデータの人物へ、連絡が入ったのです。



何とこの子は、今から2年前に、他県のボランティアさんから、福岡県の人へ譲渡されていた子だったのです。
きちんと誓約書類を交わしての譲渡だったそうですが、鑑札登録等の約束は守られる事なく、連絡が取れなくなったそうです。



その後この子とその人に何があったのかは、私は知らないし、今更関心もありませんが、マイクロチップのおかげで、再び生存が確認できた奇跡のようなお話。。。


シーズーちいちゃんは、元の保護主さんがつけ呼んでいた名前。ちいちゃんは覚えていました。
痩せ細って、ボロボロの毛皮が鎧のようにこびりついていたちいちゃん。
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こんな姿でも、迎えに行った私に、ちぎれんばかりに尻尾を振った可愛いおじいちゃん。

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桜が満開のあにまるぽーとを4月11日出所です。

今度はセンター所有の鑑札もつけていただきました。





マイクロチップに守られて、私の元へやってきたちいちゃん。
空白の2年間は忘れて、しっかり健康になって、幸せになろうね。

毎日ネコ相談がいっぱい。。。

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綺麗な子。少し茶褐色がかった長毛の黒猫ナナちゃん

先月、縁あってうちにやってきました。

年齢は若くありません。大人で・・・どちらかというと、シニアな感じがします。

2年前の夏交通事故にあって、優しい人に病院へかつぎこんでもらったナナちゃん。

一命はとりとめましたが、その人の家では、猫を飼うことが不可能だったそうです。

退院後、またお外の暮らしが始まりました。ナナちゃんは、来る日も来る日も、その人がご飯を運んでくるのを待ちました。

ナナちゃんには、一緒に身を寄せ合って暮らしていたキジの子猫チビちゃんがいたそうですが、そのチビちゃんも交通事故で死にました。ナナちゃんは、2度と戻ってこないチビちゃんを、来る日も来る日も探し続けたそうです。


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そんな経緯と、ナナちゃんの事故の後遺症のハンディ。それを聞いた時、この子はうちで引き受けよう。そう思いました。ナナちゃんは、高いところへ上がれません。そして、走って逃げることもできません。歩けるけど、走ることはできない。懐っこくて、ハンディがある子には、外の世界は敵だらけ。
何より恐ろしい虐待者の手にかかるかもしれません。


そう。我が家には、明らかに虐待だろうと思われる傷を負った子がいます。あたまをやけどしていたきらりん。しっぽや背骨もあちこち脱臼して顎も折れていたモン太。どちらも、人を疑うことも知らないとても懐っこい子。

こんな子は外にはいて欲しくない。強くそう願います。







秋桜とも、すぐに意気投合したナナちゃん。秋桜と同じように、排泄に関わる神経に後遺症ありで、トイレに行き着く前におしっこが出たり、ベッドで寝たまま、ウンチが出たり。
そんなことは、私には何でもないよ。オシッコは拭けば良いし、うんちは拾えば良いんだもん。
だから、ナナちゃんはのびのび暮らして良いんだよ。


私は、多頭飼育で、多頭保護。ナナちゃんだけを大切に大切にしてくださる方がいらっしゃるのなら、もちろん喜んで送り出しますよ。
ナナちゃんを入院治療させた後も、2年以上ナナちゃんにご飯を届け続けた保護主おかあさん、ナナちゃんは幸せそうに、同室のみんなと仲良く暮らしていますから、どうぞ安心してください。

他のお外の子のお世話や、家族募集もお疲れ様です。心が折れることもきっと多いことでしょう。
どうか、くじけず頑張ってください。ナナちゃんが、我が家よりも幸せになれそうな方が見つかったら、ご一報ください。





ナナちゃんは、秋桜、ベッカム、コーン、ちえ、太陽と同室です。
秋桜以外はみんなシニアで、何らかのハンディがある子。




この部屋は、お日様サンサンで、土や緑もある小さなネコランにも出られるんだよ。





そうそう、GW明けには、ここに、ボンネットで怪我してたボンちゃんも加わります。
色々なハンディある子たちですが、みんな最高に可愛い。
ハンディは個性。シニアのナナちゃんはともかく、若い秋桜やボンちゃんは、新しい家族募集です。



ナナちゃんの保護主さんは、いまも餌やりしている地域での懐っこい捨て猫の件で、心を痛めている最中。

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この子は目にも前足にも障害がある。昨日突然餌場に現れたらしい。きっと捨てられたんだね。

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この子はひと月前に捨てられ、あしが折れてたけど、やっと治ったそうです。
どっちの子も、とても人懐っこいそうで。。。お部屋の中で生きて欲しい。

どなたか、気になる方がいらっしゃったら、お繋ぎします。福岡県の筑豊地区です。詳細は知りません。





お外の子と同じように、殺処分期限が付いている子たちをどうするか、何をしてあげられるかで、日々心をかき乱されている私には、もちろん、ナナちゃんみたいにその子も連れておいで。と言ってあげられる余力はない。

だけど、発信することで。。。
また、この子たちを見つけて、写真を撮って、何とかできれば。。。と思っているアナタが、どれくらい強い気持ちで救いたいかを伝えて、自分がどこまでできるか、先に発信することで、それなら私が、預かりをしてあげましょう。と、そう言ってくださる方もいるかもしれませんよ。
いつも、外で餌やりをしながら、ネットで里親探しされているそうです。



今日はですね、このナナちゃんの保護主さんの案件以外に、2件の子猫SOSがありました。
頑張るお気持ちがある方のご相談には、全力でお答えします。

どうか、皆様、丸投げせずに一緒に頑張ってみましょうよ。
みんなで色々なサポートしますよ。

2017ベビーキャット

とうとう、それも突然に始まりました。
乳飲児のシーズン。

金曜日の仕事の後に、週末自由のきく私が、4匹まとめてお引き受けしました。これからしばらく続く乳飲児〜子猫シーズン。自分たちが疲弊しないように、猫子堂の相棒cigarさんと、相談の上です。

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大きい組さん

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小さい組さん。

この4匹を助けたくって、すぐに相棒に電話して、日曜まで予定が詰まったcigarさんに変わって、私が一旦全員引き受けることと、日曜夜以降は、小さい組さんを、カテーテル授乳などにできるcigarさんが。大きい組を私が引き受けることにしました。


センター情報での、大きい組小さい組だったのですが、目が開いてる大きい組さんは極度の栄養不良で。おまけにサバトラさんは呼吸がとてもあらく、病院受診し、肺炎がわかりました。
小さな命を諦めたくなくって、すぐに入院させたのですが。
この子はあっさり、空に帰ってしまいました。
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ごめんね。ふたりいっしょにしあわせにできなくって。





なにいってんの。お母ちゃんしんみりしてる暇なんてないわよ。
私が本当の幸せ掴むまで、お兄様方、しっかり守ってね。
・・・と言ってるかは、わかんないけど。
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そうだね、くよくよするより、1匹でも救おう。
いつものように、イクメン兄さんは、ちびっ子を温かく受け入れてくれます。
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嬉しかったね〜、ゴロゴロ言ってます。

facebookの呼びかけで、多くの方がお心をお寄せくださいました。
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本当にありがとうございます。

エンジンをかける前に…ボンネット猫バンバン

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車に乗る前に・・・ボンネット猫バンバン・・・このステッカーやCM。
この冬は結構目にする方も多かったのではないでしょうか。

ボンちゃんは1月の寒い日、北九州の動物愛護センターに収容されました。
大きなセダンのエンジンルームの中で、ファンベルトに下半身を巻き込まれた猫がいるとの連絡で、センターの方が出動。
そして大怪我を負ったこの子を、エンジンルームから取り出し、生きてセンターに連れて帰ってくれたのです。

その直後の写真や動画を見せてもらいましたが、どれも、ネットに載せることができるものではありませんでした。
とても目視に耐えられるものではなく・・・皮が引きちぎれ、骨も折れて、皮下組織がぐちゃぐちゃになっていて。

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この写真は、傷の部分は切り取っていますが、ここから後ろの部分はすべて肉が見えていました。

それでも、ボンちゃんは生きていて。人の手に甘え、可愛い瞳で見上げてきたそうです。
このままで、公示期限生きられるはずがない・・・そう。それほどの医療器具も…こんな外科手術をする場所ではないはずの、センターで、センター獣医さんたちが緊急手術…断脚と皮膚の縫合をしてくださったのでした。
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この手術がなかったら、ボンちゃんの命は、消えていたと思います。
断脚をしていただいて、なんとか、公示期限を乗り切って、生きて私のもとへやってきてくれました。




ただ、術後やはり、心配されていた感染症が広がり、縫った皮膚は次々壊死がはじまっていました。
包帯の下の、縫い跡がある皮膚は、異様な臭いがして、触れると皮がずるっと向けて、指がめり込むような感じになっていて。
色々なところから、汁が出始めていて。


せっかくセンターでも全力で治療をしていただいたのに、このままでは助からないかも。
そんなぎりぎりの状態で、私はまた、一年前に秋桜を助けてくださった先生に、ボンちゃんの命を助けてくださいと、頼ることに。

事前にある程度お話ししていたけど、引き出して病院へ駆け込んだ日には、さらに状態は悪化していて、それから、長い長い入院生活が始まりました。




最初の手術は、壊死した皮膚全部の切除、広範囲な腹腔内の腹壁ヘルニアの修復手術。
そう・・・表面だけでなく、腹膜までも壊死が進んでいて、内臓がはみ出ていて、それをもとの場所に収めたあとも、腹腔内の消毒洗浄を毎日繰り返すという気の遠くなるような過酷な治療が続きました。
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このガーゼの下は、すべて皮膚を切除したところ。
本当に、よく生き延びて…生き延びさせてくださって・・・神の手に感謝と尊敬しかありません。


手術してくださった先生方をはじめ、看護スタッフの方々の、本当に大変な傷の洗浄や付け替えは、これから、2か月以上も続きました。完全に皮膚がなくなった部分が、どこまで復活できるのか、また、移植をするにも皮膚は足りるのか、何もかもが未知数で、試行錯誤で色々なことを試しながら、治療を続けてくださいました。


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この時、包帯を外して傷口を見せていただきましたが、それでも、公開するには可哀そうな、真っ赤な肉が見えたような部分が、数センチ幅残る下半身。

皮膚が復活できるのは、この位が限界かもしれないと。
その後、2週間くらい待って、一昨日の4月13日に、皮膚の縫合手術(皮弁移植)をしていただきました。

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ボンネットの中で、ファンベルトに巻き込まれたボンちゃんは、後ろ足を一本失いましたが、命を救っていただきました。
長い入院の間も、病院の方々に甘え、ご飯もしっかり食べて、トイレも自分でできる本当にかわいい子です。

ボンちゃんは、もうじき退院です。以前から、郵送で販売している絵本他、手作り作家さんたちが、支援してくださった布製品やアクセサリーを、フェイスブックのアルバムなどで販売しながら、医療費を作っています。
現在、マルシェ以降の商品のチェックと補充ができていないので、アルバムは非公開にしていますが、早急にまた、アップしますので、ご協力いただけたら嬉しいです。

そして、何より、ボンちゃんの元気になった姿を、見ていただいて、保護猫から卒業して家族ができるまで、仲間たちとがんばりますので、どうぞ、応援してください。

長い記事になってしまいましたが、皆さん・・・・寒い時期だけでなく、ボンネットには子猫ももぐりこむので、どうぞ、車に乗る前は猫バンバン。どうぞ、忘れないでください!!
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楽しかった赤い糸マルシェ!

予告編でまたblogが止まってました!ごめんなさぁ~~~~い!
楽しかったんですよ。そして、出会いや感動がいっぱいだった。
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私たちは、入院中のボンちゃんや、太陽のための、チャリティーバザーをさせていただきました。


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たくさんの手作り品をご支援いただいて、実際に手に取っていただいて、買っていただける大切な機会。
そしてもちろん、それだけでなく、猫の話。
ボンネットに入って傷を負う猫が、寒い季節だけじゃなく、一年中だということや。。。本当に、しゃべりまくって声枯れました。

手作り品、買っていただくだけじゃなく、当日も持ってきてくださったり。猫たちや、私やシガーさんへのご支援を持ってきてくださる方もいらっしゃったり。本当にありがとうございました!

そして、本当に多くの会いたい方が来てくださって。
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遥々新幹線に乗ってきてくださったジローちゃんのご家族。
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もう、元保護猫の卒業猫で、こうもいっぱいキャラクターになり商品化されてる幸せな子、ほかにいないからねぇ~~~。
ほんとに本ネコも、グッズも可愛すぎですよ。


赤い糸マルシェはとっても温かいイベントなのです。
企画して運営してくれているのは、センス抜群の素敵な手作り作家チーム。
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綾ちゃん、里香ちゃん、本当にありがとう!いつも、綾ちゃんお手製の、猫の募金箱が可愛すぎるのです。
全員写真撮ろうと思ってたのに、撮りそこなっちゃった。


いつも美味しいものいっぱい食べて、いっぱい喋って、いっぱい笑って、楽しい一日をありがとうございました。
今回もたくさんの方にお会いできました。瀕死のセンター出所後、入退院を繰り返し頑張る太陽のこと、
まだ入院中のボンちゃんのこと、多くの方が心配してくださって。
ボンちゃんのことは、フェイスブックだけで、まだブログに書いてなかったので、次の記事で書きますね。
実は、昨夜入院先のパル動物病院さんで、皮膚の移植手術をしていただきました。
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つづく)
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